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2016年11月

2016年11月15日 (火)

リニューアル展示「喜多方市灰塚山古墳第6次調査」のお知らせ

学芸研究員の熊谷です。今月5日のブログでも報告しましたが、東北学院大学博物館では考古学コーナーのリニューアル展示「喜多方市灰塚山古墳第6次調査」を行っております。




Dsc_0525_4 灰塚山古墳第6次調査展示




灰塚山古墳(福島県喜多方市 5世紀)は会津盆地西縁の丘陵に築造された前方後円墳(墳丘長約61 m)です。東北学院大学辻ゼミによる本年8月の第 6 次調査では、主体部の二つの埋葬施設(石棺1、木棺痕跡1)から銅鏡や大刀、多数の鉄製品・竪櫛などが出土しており、画期的な成果を挙げました。


リニューアル展示としては、第6次調査成果のパネルを追加し、鉄鏃とガラス製腕飾り、そして竪櫛を展示しております。なお、竪櫛に関しては、保存状況により短期間の展示を予定しております。


展示作業は、辻館長の御指導のもと、本博物館の学芸研究員そして辻ゼミナールの学生が中心となって行いました。




Dscn9488_2 パネルの追加作業





Dsc_0444_2 展示作業




Dscn9579_2 鉄鏃・竪櫛展示




Dscn9580_2 腕飾り展示




期間は2017331()までの予定です。貴重な機会ですので、是非ご覧下さい。

(学芸研究員:熊谷)

2016年11月 5日 (土)

文化財公開の日見学会にて新展示をお披露目

 こんにちは、学芸研究員の真柄です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 本日5日土曜日は、仙台市による「文化財公開の日見学会『東北学院大学のたてものたち』」が開催され、当博物館でも見学会に参加された皆様を対象に無料開館とするほか、展示解説を行いました。

 この見学会に伴い、2つの新しいコーナー展をお披露目いたしました。

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【アイヌコタンへの旅】

 まずは学部2年生の民俗学実習Ⅰにて調査をした、北海道二風谷に関する展示です。「チプサンケ」という行事に参加し、その成果を報告しています。

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 現2年生がパネルを作成し、イタと呼ばれる盆や装身具を展示しました。ちなみに、タイトルパネル下の冊子は現3年生が、映像は現4年生がそれぞれ2年生の時に作成したものとなっています。

4 初めての展示の完成に、大満足なパシャリの図。

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【絵はがきは、語る。】

 こちらは学芸研究員(大学院1年)3名による、山田皓司氏という郵便局員の絵はがきコレクションをめぐる展示です。絵はがきの総数はなんと675点…!前期いっぱい目録整理をし、今季ようやく展示に至りました。本展示では学芸研究員がじっくり吟味し「これ!」と選んだ14点の実物を額に並べました。

 山田氏のコレクションからは個人の「蒐集する」ということへのこだわりや、大きな枠組みの中で起こる国家の動き、印刷技術の発達など、その時代、さらにはその時代を生きた「人」のリアルな空気を感じることが出来ます。

 どちらも前日に展示作業を終え、無事に見学会を迎えることができました。

~見学会当日~

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 「喜多方灰塚山古墳発掘調査6次調査」の速報展示は、現在大々的に展示をしている当館の目玉となっています。鉄鏃や竪櫛など、貴重な遺物をならべており、見学会の皆さまにも間近でご覧いただきました。

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絵はがき展の解説風景。学芸研究員も、初めて自分たちの展示を持ち、解説に熱が入ります。

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 旧東北学院宣教師館の展示では、かつてここの学生だったというお客様から当時の話を伺い勉強になることも。

 今回は、考古学分野の調査速報特集に加え、新たに2か所のコーナー展も完成し、充実した内容で皆さまをお迎えできたことを大変うれしく思います。これを機に再び足を運んでいただけましたら幸いです。

 

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