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2009年10月 7日 (水)

押川文書の整理作業も進行中!

Dsc_0040 近代史の展示では、本学校祖のひとり押川方義(初代院長)の関係文書を紹介する予定です。押川文書の整理作業は、歴史学科の河西准教授と学生・大学院生で行われています。

今日は資料の写真撮影が展示室内で行われました。資料のうち書簡などの折りたたまれた資料を撮影するのは苦労するものです。しかし作業を見ていて、良いアイデアをもらいました。
博物館の展示では、卦算(けさん)というガラス棒を文鎮のように置きます。しかし、資料の内容をを読むための写真を撮影するとき、卦算は影が出たり、押さえた部分が隠れたりするなどの問題が出ます。そこで活躍するのが菜箸(さいばし)!両手に一本ずつ持って、文書の両端を押さえれば、しわも伸び、丸い箸先で資料を痛めず、資料の全体を撮影できる。
これはまさに、民具研究で言うところの「転用」です。

本学の礼拝堂地下にある資料室では、押川方義と東北学院とのかかわりを中心に展示しています。これに対し、当館の展示では同時代の動向のなかで押川がどのような活動をしていたのかを、河西ゼミナールの調査成果をもとに紹介することになるようです。
開館後は、ふたつの展示施設をハシゴして見ることで、押川方義らの多面的な活動が垣間見られることでしょう。

(学芸員)

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